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August 2004

鶏の照り焼き

少し時間があったので、新しい料理に挑戦。と思ったら、2時間もかかってしまった。う~む。

今日のご飯
 鶏の照り焼き
  ?しょうゆ3みりん3さとう1を火に架けて、少しとろみがつくまで弱火で。
  ?分割した鶏もも肉をしょうゆにからめて下味。
  ?グリルに皮目を上にして4、5分。
  ?裏にして4、5分。
  ?両面に焼色がついて中まで火が通ったら、皮目を上にして、?のタレを刷毛で塗り、20秒炙る。
  ?4回繰り返す。
これだけだから、慣れれば時間も短縮できるかも。
 もやし炒め
  材料:干ししいたけ、干しえび、春雨、もやし、鶏がら、戻し汁、塩、こしょう。
 きんぴらごぼう
 白米
 大根の味噌汁あおさのり入り

大量の火と暖かいものばかりのため、汗だくになっての食事と相成りました。

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ゴーヤチャンプルー

母が長野にしばらく帰っていて、母の友達が作ったという野菜を、いくつか送ってくれた。きゅうり(太い!)、紫蘇(茎付)、ピーマン、ゴーヤ。桃は、直売店ではじかれたものだというが、これが美味なこと美味なこと!甘くて幸せだった。

きゅうりや紫蘇は既に調理してしまっていたので、今日はゴーヤでチャンプルーを作った。
このゴーヤ、長さ10センチというかわいいもの。3本を使った。そのうちの一つから、真っ赤なタネが零れ落ちて驚いた。
品種が違うのかしらん??

とてもおいしくできた(自画自賛。いや、ゴーヤがおいしかったから!)

というわけで、今日のご飯は
 白米と押麦
 にらとまいたけと茗荷の味噌汁
 ゴーヤチャンプルー
 冷奴(上に載せるもの。紫蘇味噌、きゅうりの千切り、茗荷・ねぎのみじん切りから各自で自由に)
 オクラ納豆 

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沖縄

沖縄県名護市の辺野古(へのこ)というところに、米軍普天間飛行場が移転する計画がある。
以来、辺野古のおじぃ、おばぁ(平均年齢75歳、最高齢92歳!)が毎日浜に建てた小屋(まさに小屋)に入って、基地を作らせまいと見張っている。

この沖には美しいさんご礁が広がり、世界で有数のジュゴンの生息地として知られる。おばぁたちは、「美(ちゅ)ら海に基地を作らせない」「子や孫に、命の海を残したい」と、死ぬ気で守っているのだ。もう8年になる。
中には「人柱になってでも止めたい」という人もいる。

県と名護市が建設に賛成したものだから、初期に建設反対を謳っていた人々は次々と賛成派に回り、村の人々は分断されてしまったという。
私が昨年回ったとき、賛成派と反対派の家を見ると、経済的格差が如実に表れていた。賛成派の家は豪邸になっている。それだけ、金が回っているのだ。金を使って黙らせる。卑劣だ。

昨年、日本政府と那覇防衛施設局はボーリング調査をするといって、観測を始めた。ことし4月19日、突然に施設局の人がやってきて、杭を打ち込む工事を知らせてきたという。
地元のおじぃおばぁは、何も知らされていない。
以来、にらみ合う形で、賛同者が浜に座り込みを始めた。

座り込みは、「戦争に行く加担をしたくない」「自然を守りたい」といったさまざまな思いを持つ人が次々と集まり、今では毎日80人近くの人が来るのだそうだ。
それが7月27日、100日を迎えた。

沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団事務局長、平良夏芽牧師が2日と今日、「本来は沖縄だけの問題じゃない」と、国会前に座り込みをするために駆けつけた。
「一人でも座ろうと思ったんだ。でもメールを流して、実際に来て見たら、200人を超えていた」と夏芽牧師。

辺野古の現状は、厳しいものだという。
おじぃ、おばぁは高齢のため、無理がたたって入院したり、転んだり、交通事故に遭ったりして、減っているのだそうだ。

東京に止めてもらわなければ、いつまでも終わらない。そう夏芽牧師は話していた。

本土に住む私たちは、沖縄があまりに遠い。基地も少ない。ニュースで流れないから。仲間がいないから。集会がないから。理由付けをして、動こうとしない。
でも、沖縄では現に、政府に対して、死ぬ覚悟で阻止している人々がいる。

沖縄に75パーセントの基地を押し付けている日本国民。隣に座っていた沖縄出身の大学院生の女の子が「構造的差別です」とまっすぐ見つめて語っていたのが印象的だった。

参考サイトはこちら。
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
(辺野古日誌が見られます)
沖縄・名護 ジュゴンの家
(名護にある、リサイクルショップの共同作業所。心の病のある人もない人も、共に生きる社会を目指している。平和活動も盛ん)
琉球新報
沖縄タイムス

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子持ちカレイの煮付け

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最近、オットが毎日ご飯を作ってくれる。料理は好きらしい。
中でもオットの好きな料理は、魚の煮付け。自分で食べるのが好きだから、作るのも楽しいのだそうだ。基本的にオットは魚。私は肉類(特にひき肉系にはつい手が伸びてしまう)。自然と役割分担が決まっているようで、面白い。

今日のご飯は
 子持ちカレイの煮付け
 白米
 納豆
 枝豆
 玉ねぎと青さのりの味噌汁
 キュウリとわかめの酢の物(私作)

おいしゅうございました。 

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父と暮せば

井上ひさし原作、黒木和雄監督の「父と暮せば」を、岩波ホールに観にいく。

原爆が投下されて3年後の、広島での父と娘の会話。登場人物はわずか3人だ。

原田芳雄演ずる父親が、原爆を表現するシーンがある。「太陽が2つ、眼の前に現れた。そこにある物、人が、みんな、一瞬で溶けたんだ」。長い激白。宮澤りえ演ずる娘でなくても、「もう、やめて、おとったん、やめて」と泣き叫びたくなる場面。

娘が、自分を責め続ける気持ち、「私は幸せになってはいけない」と言う思い…

映画前編を通して、胸が押し潰されるものだった。

井上ひさしの戯曲がほとんど変更なしで使われているらしい。だから、舞台の芝居を観ているような不思議さもあり、戯曲だからこその台詞の激しさもあり…。

最後の娘がつぶやく「おとったん、ありがとありました」はポスターにも書かれているが、この言葉を聞いた瞬間に、涙がぼろぼろ、止まらなくなってしまった。

オットと共に、会場に置かれた折り紙を折って、千羽鶴としてささげる。

日本中、そして全世界に観てもらいたい映画だと思った。

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