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February 2012

しゅうへい作品「動物園」

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先日のお別れ遠足で行った上野動物園の絵。きりんとぞうとコビトカバ。

ふみこが休んだけど、しゅうへいは張り切って支度して出掛けた。
すごく楽しかったらしい。

今度は家族で行こうね!


ゆりーykfst  at 11:54コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ふみこのこと

ふみこが、幼稚園でちょっとしたいたずらをしているらしい。
マジックのふたを外してしまうというもの。

以下、先生の話。

****

「先生、マジックのふたが開いているよ」
とふみこちゃんが言いにきたので、皆に「誰がやったのかな」と聞いても
誰も手を挙げない。
翌日もまたふたが開いている。
様子を見ていたら、どうもふみこちゃんが開けたみたいなんです。
もしかして、ふみこちゃん?と聞いたら、エヘへと笑ってました。
ちょっと不安定なのかな?
だからいたずらは大目に見て、今、丁寧にふみこちゃんの
気持ちが落ち着くようにと接しているんですよ。

****

私も、このところふみこの表情が何となく冴えないのが
気になっていた。
幼稚園で嫌なことがあるわけでも、何かがあるわけでもないと
本人は言うし、不安定なのかな、とおもうくらいだった。

ふみこは家では自分を解放している方だとおもっていたけれど、
シホが生まれてから、なるべく自分を抑えるようにしているのも
分かった。
「お母さん、大変そうだから」と言って、高いところの物を
取ろうとしていたり、あれやって、と言いかけて
「やっぱいいや」と断念したり。
私が怒るのがとても嫌だから、なるべく怒られるようなことを
やめようとすると、上のような行動になるらしかった。

弟たちに自分のお菓子や果物を全部あげたりと、
すばらしすぎる行動をしたりもする。

わがままも言わず、殊勝になって、「いい子」になっている。 
覇気がない感じがあった。
少し強めに注意したりするとシクシク泣いて
「そんな言い方、とても悲しい」と言う。

そうやって、自分を押し殺しているうちに、誰かにかまってほしく
なって、幼稚園でもいたずらをするようになったのかもしれない。

先生と話したその夜、ふみこと話して、
「寂しかったね。ふみちゃん、あれがしたいんだよね。
これもしたいんだよね」と気持ちを引き出してみたら、
ふみこの目から涙がボロボロこぼれた。

翌日、最後の遠足だったのだけど、ふみこはちょっとした
頭痛を理由に休みたがった。
家にいたいのかもしれない、とも思い、
何度も念押ししてから、遠足を休ませた。

一日休んだら、幼稚園の良さを思い知ったらしく(家がつまらない)、
翌日は元気に幼稚園に行ったのだった。

がんばり過ぎちゃって、疲れちゃったんだね。 

生活習慣とかしつけとかはさておき、しばらく、
ふみこのやりたいことを最優先に、いろいろ甘えさせて
みようと思う。

それから、子どもたち一人一人に
「大好きだよ、あなたはかわいい、とてもいい子だよ」という気持ちを
言葉にして伝えること。 

しゅうへいが落ち着いて、今度はふみこ。
快活なふみこに戻りますように。
(元気は元気なんだけどね) 

ゆりーykfst  at 03:19コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

シホ2ヶ月

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シホが2ヶ月になった。

生後ひと月で幼稚園のお迎えも始めたから、まだ2ヶ月だったんだなあ、と思う。
一人目の時は、育児書通りに、ひと月で窓辺に立ち、ふた月に外気浴や散歩を始めたのだから、ホント二人目以降の子はタフになるわけだ。

台東区は昨年4月以降、生まれた赤ちゃんは全員保健師による乳児訪問を受けることになったらしい。
四人目だし、毎日バタバタだからいいかなと、母子手帳セットに入っていた乳児訪問依頼ハガキは出さずにいたら、封書で「今からでも連絡してください」ときた。
丁寧だなあと思いつつ、更に無視していたら、ついに先日、玄関まで訪問があり、そこまでしていただいたならと心動かされて、改めて訪問をお願いした。
虐待防止のためなのかな。
留守かもしれないのに生まれた赤ちゃんの家を一軒一軒回るのは骨が折れる。
台東区も頑張ってるなあと思う。ありがたいことだ。

というわけで16日午後、幼稚園と買い物から帰宅したところで乳児訪問を受けた。
1ヶ月健診で体重の増えが少ないと言われたのが最大の懸念事項だったけど、5700gに増え、1日平均45gずつ増えていることになるから十分すぎるくらいだそう。
見ていれば元気そうだし真ん丸になってきたから足りてるとは思うのだけど、とりあえずひと安心。

保健師さんには「未就学のお子さんが四人ということで、お母さん大丈夫かなと思ったんですが、元気そうでこちらが励まされました」と言われた。
確かに異常に私は元気だ。産後うつなどを確認するアンケートでも元気いっぱいな回答になっておかしかった。

それでも思い返せば1ヶ月のときは、毎日慌ただしくてシホは泣くし、きょうだいたちも安定していなくて、めげそうになっていたのだから、訪問の時期が違えば保健師さんに泣き泣きあれこれ訴えていたかもしれない。

ともあれ、すっかり元気になった母さんは、毎日モリモリ食べて夜はぐっすり寝て、時々疲れはてつつも楽しく過ごしている。

感謝感謝です。

※※※※

2ヶ月になったシホは。

○手しゃぶりが始まった(2月20日)

○手をしげしげ眺めるようになった(同上)

○よく笑うようになった。近づいても笑い、話しかけても笑い、一人で天井見ても笑う(笑い始め2月5日)。

○授乳間隔が3~4時間空くこともある。

○空腹と眠い以外はあまり泣かなくなってきた。

○「あー」「うー」とおしゃべりするようになった(話し始め2月15日)。

いま一番無心にかわいがるのはしゅうへいかな。
ふみこは親みたいに「どうした~?お腹すいたの?」「うんちですかあ?」と世話を焼く側。
タツジもかわいがるけど、若干ライバル視も。極端に焼きもちは焼かないし自分は兄ちゃんだという自覚もしっかりあるみたい。

子どもの成長は日進月歩だなあと実感してる。
私も子どもたちからエネルギーもらいながら笑顔でがんばりたいもんだ。


ゆりーykfst  at 09:44コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

ベビーカー卒業?

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このところバギーに乗らずに幼稚園の送り迎えができるようになってきたタツジ(片道徒歩約15分)。
先日、疲れて抱っこをせがむタツジをバギーに載せたままクリーニング屋に行ったらば。
クリーニング屋のおばさんが言った。
「まあ、赤ちゃんになっちゃったの、お兄ちゃん!」

しばらく座っていたタツジ、突然「おりる!」と叫んだ。
「赤ちゃんじゃないから降りるの?」と私が聞いたら、「うん。たっちゃんおっちい(大きい)もん。赤ちゃんは、しほちゃん」。

その日以来、「しほちゃんじゃないから」と言ってバギーは乗らなくなった。

突然卒業の日は来るんだなあ~。
ありがとう、クリーニング屋さん。

※※※※

そんなタツジの近況。

シホが私に抱っこされてばかりだから、なかなか赤ちゃん帰りが抜けない。
抱っこ大好き。7カ月児並みの後追いをする。仕方ないねえ。
「シホちゃんは、あっちに寝かせて、たっちゃんをおんぷ(おんぶ)」とよく言う。

外に出るのが大好きだったタツジ、自分が行きたくない時には行かない、という時期が来たみたい。
そりゃそうか。
とは言え私が幼稚園で用事があるときやオットが送れないときは、どうしても行かなければならないわけで。

幸い、しゅうへいほど頑固ではなくお菓子などで釣ることができるから、まだそのことで苦労はしていない。

言葉がこのふた月で劇的に増えた。
兄弟げんかのときの「しゅうくんがやった」は前からだけど、前後にも言葉が足されるように。
「たっちゃんの顔を、しゅうくんががりってした」など。「そっかそっか、痛かったね」と言えばたいてい落ち着く。

言葉は、主語述語ができるようになった。
「ぼくは」が言えるようになって披露してくれた。
一生懸命考えて、「ぼくは、たっちゃん」だって。

怖いものがないと思ってたら、節分の夜に道路を練り歩く鬼を見て以来、鬼が怖くなったらしい。
お風呂に一人残ると「鬼さんこわいこわい」と慌てて出てくる。
節分で鬼はいなくなったよ~と言ってあげるのだけど、しばらく引きずりそう。

お兄ちゃん大好きだけど、顔を引っ掻いたりするから「怖い」らしい。

幼稚園年長のぞう組のお兄ちゃんお姉ちゃんたちには大人気。
タツジは可愛がられ方をよく知ってる。
幼稚園の先生たちにもよくなつき会話できるから人気がある。
四月から入れてくださいと頼んだけど、それはダメみたい。

長い一年になるけど、しゅうへいの帰りの時間も遅くなることだし、いろんなところに連れていきたいなあと思う。


ゆりーykfst  at 13:03コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

しゅうへいの成長②

面談の後、私は意識してしゅうへいの言動を見、
呼ばれればすぐに近くに行き、話し、答えた。
なるべく笑顔を向けるようにし、叱った後は
抱きしめた。

そして迎えたシホの誕生。
シホの生まれる数日前から、友達がしゅうへいを
預かって遊びに連れて行ってくれたり、幼稚園の
送り迎えをしてくれたりして、その度に
預けられることも、送り迎えが私ではないことも
全然嫌がらず、「分かった」と答えて、
ものすごくお利口さんだった。

シホが生まれた後も、異様なほどのハイテンションで
病院に来たり家でいい子にしていた。

ところが、今度は、私が退院した途端、「バカやろう」
「ばか者」という言葉をしょっちゅう使うようになり、
弟に当たるようになってきた。
何もしていないタツジを突き飛ばしたり、
「バカやろう〜!」と叫び続けたり。

夜泣きも始まり、「バカやろう〜!」と何度も叫びながら
起きて蹴飛ばしてきたりした。
(バカやろう、バカもの、なんていう言葉は、このころ
 初めて聞いた)

退院して1週間たった時、またも関係のないタツジを
つねって泣かせた後、母がしゅうへいに
「本当はお母さんに抱きしめてもらいたいんでしょ?」
と一言言ったのがきっかけになったのか、
突然わー!!と泣き出し、しばらく嗚咽が止まらなかった。

ずっと、ずっと、いい子で頑張ってきたのが、
一気に崩れたみたいだった。
それから冬休みの間中、しゅうへいは私にベッタリになり、
ほかのきょうだいが公園に行っても、ママと一緒がいい、
と言ってそばで絵本を読んだり一緒に遊んだり絵を描いたりした。

産後ひと月くらい、母が滞在して家事などを手伝ってくれたのだけど、
私が一番驚いて感心したのは、母が、しゅうへいのわがままを
すべて聞いてあげていたことだった。

「こんな味付けは嫌だ」と席を立つしゅうへいに、私が
「そんなことを言ってはいけません」と 説教している間に、
母は作った料理を洗い、しゅうへいの好みの味にして
また皿に出したことがあった。
しゅうへいは、それで気を取り直して食べたのだった。

ふみこと顔を合わせて「聞いてあげてるよ!」と
2人でびっくりしてしまった。

食事に関しては、好き嫌いの多いしゅうへいに、
私は「食べないならそれでいい」と突き放すことが
多かったけれど、母は、なるべく食べられるように
いろいろ工夫した。
ニンジンをすりおろして肉に混ぜてハンバーグを作ったり、
同じようにして餃子を作ったり。
「ええ、何をわがまま言って」と私が言いたくなるような
ことについて、母はほとんど聞いてあげていた。

なかなかできることじゃないけれど、とことんわがままを
聞いてあげる「時期」というのも、必要だと思った。

「バカやろう」といった暴言も、「ママ、そばにいて!」という
叫び声の裏返しのように感じられて、全部受け止めるようにした。

さすがに「バカ」と言われるのは、心が萎えるので、
「お母さんは、とっても悲しくなるから、バカは言わないで」
と言い続けたけれど。

そんなふうにして数週間過ごしているうちに、タツジへの暴力は
減り、暴言もなくなり、幼稚園が始まってしばらくするうちに、
今度は逆に、ものすごく明るく快活な少年に変化していた。

快活な少年しゅうへいは、タツジにいきなり兄貴ぶるようになって
世話を焼いたり、悪いことをたしなめたり、果物やお菓子を
分けてあげたり、遊びに付き合ったりするようになった。

幼稚園でも、友達の中に入って遊べるようになった。

家では、機嫌の良いときはきょうだい3人で大爆笑しながら
おおはしゃぎしているけれど、極端なわがままは言わなくなり、
きっかけを作らなくても、自分から次の行動にうつるようになった。

こだわりは相変わらずあるけれど、うまく
折り合いを付けられるようにもなってきた。

ふみこもしゅうへいと遊ぶのが楽しくなってきて
よく2人で遊んでいるし、タツジも「しゅうへい君が一番好き」と
言ってベッタリくっついて遊ぶようになった(やられて泣くことは
多いのだけど)。

先生の助言に従って、「あなたが大事よ」という
気持ちを言葉に載せて伝え、スキンシップを
積極的にはかるうちに、テキメンに子どもが変化する。
ふみこのときと全く同じだった。

子どもの成長の「時」と、私の働きかけの「時」が
ぴったり一致した結果なのかもしれない。
いずれにしても、私としゅうへいが向き合うのに、
ちょうど良い「時」だったのだと思う。 

一週間前くらいに、担任の先生に言われた。

「実は、しゅうへい君、お友達を噛んでしまうんです。
 以前の、緊張している中でお友達を噛むのとは違って、
 家にいるような、多分、とっても自然な姿が出てきていて、
 噛むのも、ごく自然に出てきているんだろうと。
 痛いからやめよう、というと、分かった、とは言うんですけどね。
 癖になっているのかな。
 でもね、本当に、笑顔も自然に出てきているし、
 友達とかかわることが、増えてきましたよ〜」
 
噛むのは問題行動だけれど、先生が「自然な姿」のしゅうへいを
喜んでくれていて、それが、嬉しかった。

年長のクラスが終わって待っている間に、同級生と
とっても楽しそうに戦いごっこをやっているのを見て、
また先生に聞いたらば、
「もう噛んでいる姿はないですねえ。
 今まで、工作場がしゅうへい君の城だったんですが、
 このところ、作りものが一段落すると、友達の輪に
 入って行くようになりましたよ〜」

今日は、「しゅうへい君が噛んだ」と言う
友達に対して、「噛んでないよ。◯◯だったんだよ!」
と言い返し、初めて対等に言い争いをしている
しゅうへい君を見ましたよ〜、とまたまた
嬉しそうに先生が話してくれた。

園でも家でも、笑顔が数倍増えた我が子を見ながら、
育児のやりがいや充実感みたいなのを心底感じる
今日この頃なのであります。

好き嫌いに関しては、本人も克服したいという気持ちが出てきた様子。
あれやこれや工夫しているのが伝わったのかな。
でも、「食べてみる!」とがんばったゴボウやブロッコリー、
すぐに「ダメだった、、」と口から出てきた。
食べる気になっただけでも大成長!
いつか野菜嫌いも克服されますように。

ゆりーykfst  at 23:10コメント(2)トラックバック(0) この記事をクリップ!